プロペシアでは治せない薄毛症状がある

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男性の脱毛症は大きく分けて3つあり、男性脱毛症(AGA)・円形脱毛症・脂漏性脱毛症が挙げられます。

薄毛に悩む男性の9割はAGAが原因だと言われていますが、安易に「抜け毛が増えたからAGAだ」と決めつけてはいけません。残りの1割に含まれる脱毛症だった場合、抜け毛の原因が異なるためAGA治療薬が効果を発揮しないからです。

ここではそれぞれの脱毛症の特徴を紹介しますので、正しい薄毛治療へ繋げるために確認しましょう。

あなたの薄毛の原因はAGA?
すべての脱毛症に、AGA治療薬が効くわけではありません。脱毛症の種類によって、薄毛の症状を引き起こしている原因が異なります。適切な薄毛治療をするためには、自身の症状をしっかり把握しておくことが大切なのです。

以下それぞれの脱毛症の特徴をまとめたので、自身に当てはまる症状がないかチェックしましょう。

<AGA>
・毛髪が全体的に細くなっている
・抜け毛の本数が増えた
・髪の生え際や頭頂部が薄くなってきた

<円形脱毛症>
・突然脱毛が始まった
・爪に小さなでこぼこがある
・円形状にハゲている
・脱毛部の回りの毛が簡単に抜ける

<脂漏性脱毛症>
・頭皮がベタつく
・頭皮が痒い
・皮膚に赤みが見られる

もし上記の症状を確認して、円形脱毛症や脂漏性脱毛症の可能性があるなと感じたら皮膚科の受診をお勧めします。

「薄毛の治療で皮膚科を受診するなんて…」と、驚く方がいるかもしれません。AGAの治療では男性ホルモンに働きかけますが、円形脱毛症や脂漏性脱毛症の場合は皮膚から治療をしていくんです。

それぞれ推奨されている治療法があるので、簡潔に説明します。

<円形脱毛症>
ステロイド局所注射・・・炎症や免疫機能を抑える効果のあるステロイドを脱毛部分に注射する治療法。
局所免疫療法・・・人工的にかぶれを起こす化学薬品を使って、かぶれを起こし発毛を促す方法。

<脂漏性脱毛症>
ステロイドの外用薬・・・炎症を抑える「抗炎症作用」と、炎症の原因を根本から断つ「免疫抑制・抗アレルギー作用」の2つのはたらきを持っています。炎症を抑えることで、皮膚の痒みや赤みが緩和されます。

薄毛治療で大切なのは、自分で判断しないことと適切な治療を行うこと。根本的な改善を目指すなら、医師と相談して治療を進めるといいです。